受賞者コメント
第15回 受賞者コメント
BEYOND COVID-19特別賞 受賞
子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門
DAIKIDS
コロナ禍が長期間続くことで、子どもの学びの機会はたくさん奪われてしまいました。子ども達の未来を守るべく、家具メーカーとして出来ることを考えてゆくと、昔から教育現場では、大なり小なり流行性の感染症などにより教育停滞がしばしば起こっていた事に気づかされました。とりわけ、未就学児の保育の現場では、感染症は児童だけでなく家庭へも大きな影響を与えかねません。
そこで、脳の発達に最も重要な時期でもある保育教育の現場に焦点を絞り、さまざまな形で感染予防策を講じられ、かつ教育の幅を増やすことが出来る様まとめてきた商品が、今回特別賞として評価いただけた事により、アフターコロナに向け教育現場の新しい形を模索するきっかけになればと心より願っております。
株式会社木馬舎
代表取締役 駒屋 将
BEYOND COVID-19特別賞 受賞
子どもたちを産み育てやすいデザイン部門
DI窓
この度、新設されました「BEYOND COVID-19特別賞」を頂き大変うれしく光栄に思います。
DI 窓は、壁にある換気口を窓に一体化することで、換気による不快な室内環境の解消、窓の高断熱化と遮音性向上が行える窓です。我々は、このDI窓の商品説明には、必ずDI（ダイナミックインシュレーション）技術の原理説明から始めて、この窓の特長について時間を掛けて説明を行います。それはこの商品の良さが、実際の体験が伴わないと理解されにくいという、説明のむずかしさを持つ商品であるからです。
今回の特別賞受賞は、コロナ禍における室内換気の対策としての評価を頂けたことは、この商品への関心度・認知度を高め、その特徴の周知に大いに役立ち、後押しとなります。また応募に当たり、小さな子どもを育てる環境において、通常はデメリットであった二重窓の操作性が、逆に安心・安全を生むというメリットにつながると気づかせていただきました。
今回の受賞を機に、これまでの集合住宅（新築・改修）への提案に限らず、DI窓の特徴が活かせる、保育施設・幼稚園など文教施設への提案、更に病院や老健施設への提案も積極的に行いたいと思います。
三協立山株式会社
三協アルミ社 商品技術部 部長 大浦 豊
BEYOND COVID-19特別賞 受賞
子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門
ウィーケンおうちから世界への好奇心を育むオンライングローバルスクール
今回BEYOND COVID-19特別賞を頂きましたが、まさにコロナ禍で試行錯誤の中生まれたのがこのサービスでした。コロナ禍で親子の日常に閉塞感が漂う中、しかしデジタル対面が加速した今だからこそできることもある考え、グローバルマインドセットや多様性を育む機会へとポジティブに捉えられるような体験を親子に提供したいと考えてきました。
受賞後は、同じく母親・父親として子どもを抱えながら新サービスの開発と運営に携わってきたチーム一同で大いに喜びをわかちあいました。また、当社の活動を客観的な立場で評価いただいたことで、参加いただく親子の皆さま以外に、法人のお客様に対しても、数あるオンラインサービスの中でも当社のサービスに興味と安心感をもって発注いただける理由の一つになっているのではないかと感じております。
株式会社ウィーケン
代表取締役 佐々木 亜由子
キッズデザイン賞
子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門
街の店舗／Bakery and office
この度はキッズデザイン賞を頂き、誠にありがとうございます。 「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」において、専門家の方々に評価を頂き心から感謝いたしております。又気持ちを新たに子どもたちと繋がっていきたいと思いました。
（街の店舗/Bakery and Office）は、世代を通して交流していただける場を造りたいという熱い思いからはじまっていました。日常のちょっとした時間に子どもたちの楽しむ仕掛けや工夫を空間に合わせて取入れましたので、楽しんで頂けたら幸いです。
パン屋さん「LOCALM」では、ユニークな創作パンが並び五感で楽しめる空間となっています。パンの陳列棚等が子ども・大人サイズの2種類を用意し、外部空間のカフェテラスは、ニューノーマルな時代背景にもなじみました。
こちらは人気アイドルグループの方が来店しＴＶでご紹介いただきました、とても反響がありました。「ありがとうございます」 これからも、子どもたちがまん中にいる地域との繋がりを大切に豊かで明るい未来となるように心から願っています。
KAILUA Architectural Design
柴宮 由香理
キッズデザイン賞
子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門
ようこそ！私のまちのゲストティーチャー 地域力でつなぐゲストティーチャー・リレー
この度はキッズデザイン賞という身に余る賞をいただき、誠にありがとうございました。
私たちの取組みは、コロナ禍で小学校の校外学習が全て中止となる中、"子どもたちが外に行けないなら地域から学校に行こう"という企画を学校側が受け入れてくださり、また地域、保護者の方もボランティアでのゲストティーチャーを快く引き受けてくださり、成立したものです。その意味では、善意をつないだ地域での受賞と受け止めています。
受賞は喜びというより驚きで、思いがけないものでした。PTAは専用のWEBサイトもありませんので、学校からの各家庭へのお便りなどでの周知となりましたが、地域の方々や応援いただいた区長、教育委員会からもお祝いの言葉をいただき、企画継続の強い後押しとなりました。そして、学校や地域との連携が更に深まったことを実感しています。
私たちのローカルな取組みを評価いただいたことを通して、キッズデザインの幅広さを感じるとともに、子どもを取り巻く地域の大人の役割の大きさ、そして地域をつないでいく子どもたちの底知れぬ力を改めて感じています。
今後も子どもたちへの支援となるよう、学校や地域と連携して取組みを育て、発展させていきたいと思っています。
東京都千代田区立富士見小学校PTA
前会長 坂口 次郎
