受賞後の反響・コメント
第12回 受賞者コメント
キッズデザイン協議会会長賞(奨励賞) 受賞
子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門
ギュット・アニーズ・KE BE-ELKE03
この度は、2018年度キッズデザイン賞奨励賞を頂き、誠に有難うございます。
電動アシスト自転車は日々の生活において必要不可欠なツールとして年々普及しておりますが、弊社は電動アシスト自転車を単なる移動手段としてだけでなく、親子の時間がもっと楽しく、幸せな時間となるような商品づくりを心掛けております。
ワンタッチ開錠のラクイックや、簡単巻き取り式シートベルトは親子の時間にもっとゆとりをもたらしたいという想いから誕生致しました。
キッズデザイン賞を頂けたことで、より多くの方に我々の想いをお伝えでき、快適性を実感していただけたかと思います。また、奨励賞という大変光栄な賞を頂けた事は、今後の商品づくりへの大きな励みとなりました。
これからも親子にとってより良い自転車の商品化に向けて、邁進して参ります。
パナソニック サイクルテック株式会社
キッズデザイン協議会会長賞(奨励賞) 受賞
子どもたちを産み育てやすいデザイン部門
病児保育ネット予約サービス「あずかるこちゃん」
この度は「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門 」で奨励賞(キッズデザイン協議会会長賞)をいただき、ありがとうございました。
産婦人科医として働く中で「安心して産み育てられる社会にする」には、どうしたらいいのか?一つの解決策は「安心して仕事と育児の両立」が実現することではないかと考えました。
共働きや核家族の割合が増える中、働くお母さんが最も困ることは「子どもの急病時の仕事の調整」です。その時に活躍するのが「病児保育」ですが、病児保育施設は利用率が30%と低いです。理由は「使いづらい」ため。
この課題を解決し、病児と家族、施設スタッフ、そして委託元の市区町村すべてにとって価値があり、病児保育の現場をハッピーにするプロダクトとなるように開発しました。
今回、キッズデザイン賞をいただけたことは、今後事業を作り、社会をより良くしていく上で大きな励みとなりました。
子どもと、その家族を笑顔にできるように今後も尽力していこうと思います。
CI Inc.
代表取締役 園田 正樹
キッズデザイン協議会会長賞(奨励賞) 受賞
子どもたちを産み育てやすいデザイン部門
SDGsこども見守り隊「きみも今日からきりっこキッズ見守り隊」
この取組はワークショップの中の「見守る人と見守られる人のちがいは?」という問いをきっかけに生まれました。考えてみると確かにそのとおりで、私たちは高齢者、障がい者、子どもは見守るべき対象だと決めつけていたのかもしれません。しかし、高齢であっても、障がいがあっても、子どもでもお互いを見守り合い、地域の問題をみんなで考えることが未来へと続くまちづくりのために必要だと思います。 この取組では、寸劇をとおして「消費者被害の現実」と「地域の見守活動の大切さ」を子どもたちに伝えましたが、寸劇を見る子どもたちの真剣な表情に大人はエネルギーをもらいました。そして、子どもの心に伝わるものがあったと確信しました。
キッズデザイン賞奨励賞という、名誉ある賞をいただいたことで、消費者被害の現実を広く知っていただけるきっかけになりました。さらに、大人の心を動かす“子どもたちの力”の存在、可能性をみなさまと確認し合い、共有できたことが大変喜ばしく、意義深かったと感じています。
近江八幡市役所
消費生活センター(人権・市民生活課)
https://www.city.omihachiman.lg.jp/soshiki/jinken/2/shohiseikatsu/14403.html
キッズデザイン賞 受賞
子どもたちを産み育てやすいデザイン部門
親子で楽しく前髪カット「変身カットマスク」
この度は、キッズデザイン賞をいただき、ありがとうございました。
製品の完成度と同様に、パパママカット応援団の活動も含めて総合的に評価をいただいた事に喜びを感じています。
パパママカット応援団は、もとはボランティアで始めた活動でした。「子どもの前髪を上手くカットできない」という親御さんの声を聞いた理容師が、カットを教えるスクールを開講したことに始まります。多くの親子と関わる中で、前髪を切る時間は親子の交流の時間だと気付き、我々はこの「カットコミュニケーション」を親子の絆が深まる時間にしたいと感じ、商品開発に踏み出しました。
実際に試作品をたくさんの親子に使っていただきながら感想を集め、試行錯誤を繰り返しながら行き着いたのがこの製品です。プロのテクニックを取り入れつつ、パパやママが簡単に切ることが出来る工夫が詰まったものになりました。この製品は、私たちだけでなく、多くの親子の思いが作り出した製品だと思っています。これからも親子にカットコミュニケーションの重要性を伝え、前髪カットを通して親子間の交流を深めていただけるよう、活動を続けていきたいと思っています。
一般社団法人日本カットコミュニケーション協会
パパママカット応援団 団長 山内義孝
キッズデザイン賞 受賞
子どもたちを産み育てやすいデザイン部門
ほっぺるランド新島橋かちどき
この度は一昨年、昨年に引き続きキッズデザイン賞を頂き、誠に有難うございます。
ほっぺるランド新島橋勝どきは、湾岸地区のタワーマンションの増加に伴い、オフィスビルだった建物が一時代の役目を終え、新たなニーズに合わせて再生し開園した認可保育所です。
周辺には多数の人々が暮らし始め、急に一つの街が形成されたと言える程の変化が起きています。
今回の計画では安心して楽しく過ごしながら集えるスペースや子どもと保護者、職員のコミュニケーションが取れる仕掛け、更に職員にも気遣った工夫を施しました。
そして職員用の開放的な空間は、保育者から自分に戻り過ごす憩いの時間が得られ、仕事への活力を生み出す手助けになっているようです。
この園では子ども・保護者・職員に自然と触れ合いが生まれ、笑顔の絶えない微笑ましい姿が見られると評価を頂いています。
お陰様で今回の受賞は優秀な職員の後押しとなる力になり、それが子ども達へ伝わるという良いループになったと感じます。
保育園は大切な子ども達をお預かりする場です。
手の温もりがあり笑顔で過ごせる環境が暮らす人々の未来へ繋がる大切な事、と考えます。
私達の暮らす街並みは日々変化をしています。
今後も子どもを産み育てやすさを真摯に考えながら、様々な視点でカバー出来る様に努めて参ります。
育てやすい社会づくりの一助になれば幸いです。
a_d_d_o 一級建築士事務所
藤堂 真幸 藤堂 雅江