審査委員メッセージ

審査委員長からのメッセージ

審査委員長 第20回応募者に向けたメッセージ

未来の社会を作る子どもたちのために

キッズデザインは子どもたちの成長を通じて豊かな未来を創造し続けるための活動でありたいと考えます。

人にとって、子どもの頃の経験はそれぞれの感じ方、考え方の根幹にかかわります。子どもはあっという間に育っていきますが、その間には膨大で濃密な経験をしています。そしてその経験を糧にして、長く、広く、人と人との関わりや環境との相互作用を通じて未来の社会を創っていくことになるでしょう。また、生きていく間には、どうやって次の段階に進んでいくのかを考えたり悩んだりもするでしょう。その時、子どもたち一人一人が体験を智慧として活かして、それぞれの幸せを感じられるようであってほしいし、それを懐深く支える活動や計画が安心感に繋がってほしい。

キッズデザイン賞は、安全安心・感性豊かな創造性・社会への眼差し・社会からの応援を大切にしますが、そこにいる子どもを喜ばせるためとか、保護するためとか、あるべき社会を押しつけることを重視するものではありません。企業や組織の活動が子どもたちに与える直接的な影響よりも、活動を通じてどのような未来を描こうとしているのか、社会を創っていくための智慧を意識しているのかということを重視します。
そして、何よりもキッズデザインが子どもたちの幸せの実感を産み支えるものであること、これを考えながら新しい活動を支援していきたいと考えます。

キッズデザイン賞 審査委員長

山中 敏正

キッズデザイン賞 審査委員長 山中 敏正

千葉大学工学研究科、精密機器メーカー、イリノイ工科大学、デルフト工科大学での研究員を経ながら筑波大学でデザインと感性科学の研究教育、博士課程の運営、教学マネジメントを担当。
2005年からKid's Size, Kids' Life を授業課題で扱い、以来キッズデザイン協議会とも協力。国際デザイン学会連合の設立、感性工学と感情科学の国際会議などを主導。元日本デザイン学会会長。

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