受賞後の反響・コメント
第7回 受賞者コメント
内閣総理大臣賞(最優秀賞)受賞
第7回キッズデザイン賞 子どもの未来デザイン 感性・創造性部門
「触れる地球」中型普及版
キッズデザイン賞、しかも、今回から新設された最優秀賞内閣総理大臣賞をいただき、本当にありがとうございます。我々メーカーの者は「デザイン賞」と言うと、どうしても、製品の外観デザインが評価のポイントと考えてしまいますが、「触れる地球」中型普及版の場合、それ以上に、「地球視野を持った子供達を育てる」というコンセプトをご評価いただきました。この点、審査員の皆様のまさに「地球的視野」を持った懐の深さ本当に感謝します。
受賞後は、テレビ、新聞、雑誌等多くのマスコミから取材の申し込みがあり、また、お客様からの問い合わせも増えました。いろいろな展示会でデモを実施しても、「これが大賞の商品か」と子供達ばかりでなく大人の方にも、行く先々で評判になり、受賞の効果をしみじみと感じています。
今後も、関係者一同、この受賞に満足することなく、この「触れる地球」の普及を通じて、「地球儀でなく地球人を創る」というプロジェクトテーマを追求していきます。それが、ご選出いただいたキッズデザイン協議会様への感謝の証になるのではと思います。
(株)JVCケンウッド プロジェクター統括部 事業開発グループ 松井孝次郎
http://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec140117_fujibuilding.pdf
「触れる地球ミュージアム」(東京・丸の内)のリリースがご覧いただけます。
※2014年8月末日まで開設予定。
消費者担当大臣賞(優秀賞)受賞
第7回キッズデザイン賞 未来を担う消費者デザイン部門
静岡市こどもクリエイティブタウン『ま・あ・る』による「しごと・ものづくり体験」
こどもたちの自主性や創造性を育み、未来の地域産業を担う人材を育てようと企画された『ま・あ・る』は、静岡市と丹青社、そして地域の子どもたちとが一緒につくり上げ、運営しています。このたび、キッズデザイン賞消費者担当大臣賞を頂き、関係した皆で喜びを共有でき、今後に向けた励みとなりました。あらためて感謝いたします。
新聞や雑誌にも取り上げていただく機会があり、こうした新しい取り組みの内容とともに、空間づくりへの思いを広く知っていただくことができました。「子どものための(FOR KIDS)」安心・安全、学びや遊びを念頭にしたデザインや空間づくりに加えて、「子どもによる(BY KIDS)」活動や運営によってひきだされた空間の魅力で、子どもを取り巻く大人たちや地域までをも巻き込み、取り組みの継続性と発展性を生みだしていきたいと考えております。今後も子どもたちの未来を見据え、豊かな空間づくりへの取り組みを続けて参ります。
株式会社丹青社 代表取締役社長 青田嘉光
少子化対策担当大臣賞(優秀賞)受賞
第7回キッズデザイン賞 子どもの産み育て支援部門 地域・社会部門
有田市立そとはま保育所
この度は、キッズデザイン賞 「子どもの産み育て支援デザイン 地域・社会部門」 優秀賞をいただき改めて御礼申し上げます。
受賞後は多くのメディアからの取材をはじめ、各種団体の視察訪問の希望が多く寄せられる日々が続いています。中でも近年関心が高まる「ご当地アイドル」の訪問が有り、子供達と一緒にお餅つき大会を開き、ダンスを披露した事を地元TV局が取材、放映した事を施設担当者より聞きました。
有田市長が掲げた「安心・安全であり地域に開かれた施設づくり」が達成され、市民から共感頂けたと実感しました。
有田市立そとはま保育所は年齢を超え地域に開かれた場所であり、より親しみの得られる施設としての名声を讃えて頂けた事は、本会の受賞の功績が寄与するものだと感じています。
また、より多くの方々に知って頂けるよう新たなパンフレット作りも始まりました。その中で伝えたい事として、皆様に愛される施設である事とキッズデザイン賞を受賞した施設である事を、より多くの方々に知って頂けるものを作りたいと考えています。
私達も今回の受賞を励みに、地域の子供達が健やかに成長出来る施設造りを目指します。そして多くの方々に愛され親しまれる更なる建物づくりを地域の方々と共に取り組んで参りたいと思います。
アトリエ・アースワーク代表 山下和希
キッズデザイン賞 受賞
第7回キッズデザイン賞 復興支援デザイン 復興支援デザイン部門
千葉県立美術館と協働した「子ども達のこころのケア」~夢つくり隊 in 釜石&福島プロジェクト~
この度は、事業名「夢つくり隊」を第7回キッズデザイン賞復興支援デザイン賞に選出いただき、誠にありがとうございました。取り組みの第三者(専門家の方)評価を受け、関係者一同は喜びと励みに満ち溢れています。受賞は社内報や社有の広報媒体への情報提供が奏効し、記事化によって日本赤十字社64,000人職員が、キッズデザイン賞の目的・意義への認識につながりました。また、受賞の報道発表では、千葉県立美術館と当社の連携、復興に取り組む子ども達の「こころの健康」を維持する支援の形態が、社会の関心によってたくさんのパブリシティ(記事・ニュース)で紹介されました。
夢つくり隊関係者は「自己効力感」(なにか出来るという感覚)を維持しながら、2013年8月、9月、福島県内3会場を訪問、今後さらに事業を継続する計画です。
2014年1月、同じ被災地の千葉県の子ども達に、「夢つくり隊」訪問地の様子、復興への取り組みを伝え、「震災を風化させない」ことをコンセプトとした「夢つくり隊千葉県プロジェクト」が新たに始動しました。「夢つくり隊」は、復興支援継続の世論形成を図るべく、新たなミッションにも挑戦しています。
日本赤十字社千葉県支部総務部参事(広報戦略担当)長谷川 久
キッズデザイン賞 受賞
第7回キッズデザイン賞 子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン 学び・理解力部門
南極クラス
この度は、キッズデザイン賞【学び・理解力部門】をいただき、誠にありがとうございました。東日本大震災の被災地支援をきっかけとしてスタートした南極クラスですが、今では全国の子ども達に、未来や夢や希望を考えるきっかけをつくるワークショップとして、2013年度は、全国で160校、約2万人に届きそうです。
産・官・学・地域が一体となった活動ですので、キッズデザイン賞の応募に際しては、取組を始めた関係団体37団体全員で申込みをいたしました。事務局の方々には、お手数おかけして申し訳ありませんでしたが、賞状の複製を36団体分作成していただき、各団体にお届けしたところ、皆様にとてもお喜びいただけました。私たちが子ども達のために取組んできた活動が、このようにキッズデザイン賞受賞として社会的にも認められたことは、今後の活動にとって、とても大きな力となり、励みとなりました。南極クラス開催の打ち合わせで学校等へお伺いしてご説明する際には、キッズデザイン賞受賞についてお話ししておりますが、おかげさまでこの活動に、より一層の安心と信頼を持っていただけるようになりました。今後も、子ども達の成長に役立てるように、活動を進めて参ります。
受賞者代表 ミサワホーム株式会社 MRD・法人推進部 参事 手塚 啓
キッズデザイン賞 受賞
第7回キッズデザイン賞 子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン 感性・創造性部門
らくがキッズコミュニケーション ~アートワークショップ~
このワークショップはラクガキという自由な創作を通じ、表現の楽しさや多様性の受容、子供同士・親子のコミュニケーションの場の提供を目指して取り組んだものです。きっかけは住宅会社ならではの事情でした。所有する住宅展示場では定期的な修繕や建替えがあるのですが、何もせずに工事をするのは勿体ない。せっかくなら普段お家ではできないことをやってからにしてはどうか?という社員の声がヒントになりました。こうして開催した初のラクガキワークショップは我々の想像を超える子どもたちの笑顔と歓声が溢れました。キッズデザイン賞の受賞は社内報で大々的に取り上げられ、社員家族からも応援メッセージをいただいた他、受賞後のワークショップではKDマークを活用して、大きな反響がありました。弊社では年間様々なイベントを開催しますが、キッズデザイン賞の理念に出会い、いつしか“コミュニケーションをデザインする”ことをテーマの一つにするようになりました。その重要性は受賞をきっかけに、より強く社内外にも浸透していると感じます。また審査の際にいただく審査員のコメントも、こうした企業活動を支える大きな励みになっています。今後も子どもたちの未来を拓くような仕組みや商品を、社会に提供できるよう精進して参りたいと思っております。
株式会社アキュラホーム 商品開発部 課長 三宮佳美
キッズデザイン協議会会長賞(奨励賞)受賞
第7回キッズデザイン賞 子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン 子ども部門
ステンレスセーフティ鉄棒
この度は、キッズデザイン賞(子ども部門)に於いて、奨励賞(キッズデザイン協議会会長賞)をいただきまして、誠にありがとうございます。「ステンレスセーフティ鉄棒」は、弊社が収集したひやりはっと報告や事故報告を元に開発された製品です。実際に額が切れたなどの事故報告もあり、突起をなくし、安全で安心して使用していただける鉄棒を目指し開発しました。現場からの声や破損の検証などの点を評価していただき、大変うれしく思います。弊社は、2012年度のキッズデザイン賞では「JQ遊具安全規準」で優秀賞をいただきました。今回の鉄棒も「JQ遊具安全規準」に準拠した製品となっており、2つのキッズデザイン賞が盛り込まれた製品であることを誇りに思います。今後も、子どもたちが安心して使用できるように、検証、分析し、安全への配慮を徹底し、遊具の開発を継続していきたいとおもいます。
株式会社ジャクエツ環境事業 若宮 幹夫