受賞後の反響・コメント

第9回 受賞者コメント

審査委員長特別賞

子どもたちを産み育てやすいデザイン 地域・社会部門

避難用3人抱きキャリー

この度はキッズデザイン賞 子どもの産み育て支援デザイン 地域・社会部門「審査委員長特別賞」を頂き誠に有難うございます。受賞後はメディアやTVでも紹介され、数多くのお問合せを頂く事が出来ました。【避難用3人抱きキャリー】は2011年の震災以降に企画・開発された商品です。実際に園様にモニターを実施してもらい、現場の意見を採り入れながら改良を重ね現仕様になりました。保育士さん一人で0歳児3人を同時に抱きかかえ移動する為にはどのように重さを分散させるかが開発する上で一番苦労した点ですが、ベスト型にする事により体全体に荷重を分散させ、より早く装着し、よりスムーズに移動が出来るよう工夫しました。震災は予想もつかない状況に陥り、とっさの判断が重要となるので、既にご購入頂いた園様では日頃の避難訓練時に装着練習を実施されて万が一に備えているとのお声も頂いておりますので、これからもより多くの保育園様でご活用頂き、幼い園児や保育士さんのサポートが少しでも出来たらと願っております。今後も社会貢献が出来る商品を開発し、また栄誉ある賞を頂けるよう社員一同努めて行きたいと思います。

日本エイテックス株式会社 代表取締役社長 八木澤 誠

http://www.eightex.co.jp

日本エイテックス株式会社 キッズデザイン賞

審査委員長特別賞

子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン感性・創造性部門

音遊びツールを活用したコミュニケーション促進のためのワークショップデザイン

このたび応募した『音遊びツールを活用したコミュニケーション促進のためのワークショップデザイン』は、開発までに子どもたちを集め何度も体験していただき観察実験を繰り返してきました。そのたびに子どもたちの反応や行動の観察結果を取りまとめて研究してきましたが、その際に協力いただける子どもたちを集めること苦労していました。
キッズデザイン賞 審査委員長特別賞をいただき報道していただいてからは、県や市町村をはじめとした団体様から子どもたちを対象としたワークショップやイベントへの出展のお誘いをいただけるようになり、さらなる実践的な研究を行うことができるようになりました。実践的な研究を重ねられることによって、現在では木の玩具を製造するメーカー様や公共施設の遊び空間にて新たな商品開発の基礎となっており、研究効果を高める展開が行えるようになりました。

国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科 研究員 森 進太郎

http://www.jaist.ac.jp/news/award/2015/9-1.html

北陸先端科学技術大学院大学 キッズデザイン賞

キッズデザイン賞

子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン 感性・創造性部門

KUMEL(クメル)ファミリーセット

第9回キッズデザイン賞を受賞させていただき、有難うございました。KUMELに使用されているピースを考案し開発された愛媛大学教育学部の深田昭三教授と共に、多くの子ども達にこの玩具での遊びを届けたいという強い想いで、多数の試作を経て世に送り出すことができたこの商品に対し、このような素晴らしい賞をいただいたことは、大いに自信となり、今後の励みとなりました。
現在、北海道から沖縄まで全国の幼稚園や保育園でお使いいただいており、東京などでの出展販売を通して個人でのご利用、そして医療や介護事業者からのご関心も増えております。
松山商工会議所主催「松山ブランド新製品コンテストNEXT ONE」において金賞(愛媛県知事賞)をいただき、また愛媛県からは「新商品生産による新事業分野開拓者」として認定をいただきました。地元の新聞や放送局などのメディアからも多くの取材を受け、KUMELとともに弊社の様々な事業についても宣伝することができ、会社の活性化にもつながっています。 今後も、「美的表現、動的で遊べる作品、協力して遊ぶ」という特徴を持つこの商品を使って、より多くの子ども達が楽しく遊び、大人が日頃必要と感じている「感性、創造性、コミュニケーション力」を育んで成長してくれればと願っています。

えひめ洋紙株式会社 代表取締役社長 山本恒久

http://www.kumel.net

えひめ洋紙株式会社 キッズデザイン賞

キッズデザイン賞

子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン 子ども部門

Hako Dake Hiroba(道産針葉樹材を活用した製品開発 函館空港木質化プロジェクト)

この度は、キッズデザイン賞【子ども視点の安全安心デザイン 子ども部門】をいただき、誠にありがとうございました。受賞した「Hako Dake Hiroba(道産針葉樹材を活用した製品開発プロジェクト)」は、幼稚園児や小学生を対象とした室内専用複合遊具です。北海道の木材を活用し、木の香り・堅さ・柔らかさなどの感触を感じ、安全面にも十分配慮をしつつ、楽しく遊べるよう設計しています。この遊具を完成するに至っては、行政や専門機関を含む異業種でプロジェクトを組み、地元の子どもを含む、多くの人に関わってもらい完成しました。この遊具を通じて、森のこと、地域のこと、そしてそれを育て、育んで来た先人達や沢山の関わった人のことを考え学んで欲しい、また地域住民の憩いの場になって欲しいという願いが込められています。
函館空港内にある当施設を利用する子どもの親からはからは「木の良い香りがする」「見た目に優しい」「子どもが生き生きと遊んでいる」などの声をいただいており、週末や飛行機出発前は大変賑わっています。食では定着している北海道ブランドですが、木材業界ではまだまだ知られていません。是非この商品を通じて、北海道木材の普及を進めて参りたいと思っています。

株式会社ハルキ 企画・開発室 室長 鈴木 正樹

http://mori-haruki.co.jp/

株式会社ハルキ キッズデザイン賞

審査委員長特別賞

子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン 感性・創造性部門

ハンドスタンプアートプロジェクト

この度は、「子供の未来デザイン 感性・創造性部門 」の審査員特別賞として評価いただき、 多くのみなさまと「私たちの想いや目指す未来」を共感いただくことができました。
病気や障がいを抱える18歳以下のお子さんのスタンプを集め、ギネス記録となる大きな絵を描く。そして、その大きな絵を東京パラリンピックのオープニングセレモニーで掲示することを目標として、そのプロセスを通じて、同じ思いを持つ人と人を繋げるプラットフォームを築く。という私たちの活動は、まだまだ始まったばかりです。
今回の受賞は、プロジェクトに参加いただいているお子さんやご家族、応援いただいているみなさんの想いや自信へと繋がり、プロジェクトは海外へと広がっています。

ハンドスタンプアートプロジェクト事務局/障害児のためのシェアハウスをつくるNPO法人 西 真紀子

http://handstampart.com/

ハンドスタンプアートプロジェクト事務局 キッズデザイン賞