応募規定

カテゴリーごとの規定

全カテゴリー共通

キッズデザイン賞は、審査のポイント(https://kidsdesignaward.jp/examination/point.html)に基づいて、総合的に審査・評価を行います。応募にあたっては、A)~E)のカテゴリーごとの規定をご覧いただき、応募対象に該当することをご確認ください。
また、次のサブカテゴリー補足にも併せてご留意ください。いずれも子ども・子育てに関してどのような課題に対し、どのような工夫を行ったかを明示してください。

<1.ご留意いただきたいサブカテゴリー(補足事項)>

●[食料品]
対象、販路、パッケージ、情報提供方法などを含めて総合的に審査します。味や成分のみを審査するものではありません。

●[絵本・図鑑・書籍]、[学習教材]、知育系の[玩具]や教育系[アプリケーション・サービス]、[コミュニケーション]全般
対象、販路、形態・仕組み、表現方法などを含めて総合的に審査します。コンテンツの内容、教育効果のみを審査するものではありません。

●[ベビー用品]および[日用品]のうち医薬部外品・化粧品、[医療品・医療機器・福祉用品]
対象、販路(提供方法)、パッケージ、情報提供方法などを含めて総合的に審査します。効果・効能や成分のみを審査するものではありません。

<2.子どもがユーザーとなる製品(またはそれらを使って行う活動なども含む について)>

キッズデザインでは子どもの安全性確保の側面から、小さな玩具・製品・部品等の誤飲対策には重要なテーマとして取り組み、着目しております。例えば、誤飲チェッカーは子どもの誤飲や窒息を予防するために、乳幼児の口腔を 計測するなど科学的な数値を求めて制作されており、3歳の乳児が口を開けた際の最大口径は約39mm、のどの奥までは約51㎜といった数値的指標に基づいています。この チェッカーの中に隠れるものは、飲み込んだり、窒息する危険があるとされています。

このサイズに該当する玩具、製品、部品等が含まれる応募作品において、安全面における配慮がどのように設計されているかも含めて総合的に審査します。

A)プロダクト

●2025年11月1日時点において、日本国内で製品として購入できるものが、応募対象となります。
ただし、8月20日の受賞発表日時点で情報公開できることを必須とします。

●応募時に未発売の製品であっても、上記の要件を満たしていれば応募は可能です。

※作品現物がモックアップやダミーの場合、実際の製品と同等の性能を確認できなければ審査対象外となることがありますので予めご了解ください。
※2025年11月1日時点において、購入者の注文を受付し、決済完了できることが必須です。
※応募時に未発売の製品で、発売後の仕様が、応募資料や審査提出物から変更がある場合は、必ずキッズデザイン賞事務局までご連絡ください。変更内容により、受賞時の内容と同等の評価が難しいと判断された場合は、受賞を取り消すことがあります。

●新たに発売された製品でなくても、応募対象となります。

●デザイン・形状・機能が同一で、色やサイズなどのバリエーションがあるシリーズ商品については、1件の作品として応募が可能ですが、応募時に全点の内容がわかる資料の提出が必要になります。
また、審査時に全点提出による審査を必要とする場合や、1点ずつ個別の作品として応募しなおしていただく場合があります。

※シリーズ作品の内どれか1点が落選の場合は、応募シリーズ全てが落選となります。同じシリーズでも明らかに用途が違うものや使用するロケーションが異なるものは別々に応募してください。

●輸入製品については、その輸入元の日本法人あるいは総代理店契約・総販売店契約やライセンス契約を締結した企業・団体からの応募が可能です。総代理店契約・総販売店契約のない輸入品については、製造元との連名応募としてください。

B)アプリケーション・サービス

●2025年11月1日時点において、日本国内でアプリケーションやサービスとして利用できるものが、応募対象となります。ただし、8月20日の受賞発表日時点で情報公開できることを必須とします。

●応募時に未発売・未発表のアプリケーションやサービスであっても、上記の要件を満たしていれば応募は可能です。

※応募時に未発売・未発表の場合、作品現物が実際のアプリケーションやサービスと同等の性能・内容を確認できなければ審査対象外となることがありますので予めご了解ください。
※応募時に未発売・未発表のアプリーションやサービスで、公開後の仕様が、応募資料や審査提出物から変更がある場合は、必ずキッズデザイン賞事務局までご連絡ください。変更内容により、受賞時の内容と同等の評価が難しいと判断された場合は、受賞を取り消すことがあります。

●新たに発売・発表されたアプリケーションやサービスでなくても、応募対象となります。

C)建築・空間

●2025年11月1日時点において、日本国内で竣工している建築・空間が応募対象となります。
ただし、8月20日の受賞発表日時点で情報公開できることを必須とします。

●量産住宅・集合住宅については、2025年11月1日時点で日本国内で発売されており、計画設計図書やパース、模型などにより内容の確認ができれば、応募は可能です。

●個別建築物で、応募時に竣工していなくても着工済みの物件であり、計画設計図書やパース・模型などにより、その応募作品の特徴が確認できる場合、応募は可能です。

●設計、施工会社からの応募の場合は、施主あるいは主たる事業者の了解が必要となります。
応募後の団体名の変更(企業・団体の追加、削除、順番変更など)はできませんのでご注意ください。

●建築・空間カテゴリーでは、建築物や空間を対象としています。保育園・幼稚園等で提供されるサービスやプログラム、商業空間や展示施設、各種ミュージアム等の展示物やデジタルコンテンツが主たる応募作品の場合は、アプリケーション・サービスまたはコミュニケーションカテゴリーをご選択ください。

D)コミュニケーション

●応募時に、日本国内において、実施した実績などの成果が見られる様々な取り組みや活動が応募対象となります。過去に実施されたものも応募可能です。

E)調査・研究

●応募時に、日本国内において調査・研究活動が完了しているものを対象とします。受賞した場合は社会全体で共有しキッズデザインの普及に役立てるため、原則、そのデータを含めた成果を公開していただきます。そのため、「調査・研究」の審査料は無料としています。

※アイデア提案のみのもの、仮説に留まっているもの、検証・考察が含まれていないものなどは調査・研究の対象とは認められない場合があります。調査・研究の成果として実証・検証されたエビデンスがあることが前提となります。

※公開いただける内容が不明な場合は、別途キッズデザイン賞事務局よりお問合せ、または、情報公開の同意書を求めさせていただくことがあります。

応募者・作品に関する規定

●応募者は、応募対象の事業主体(開発・製造元、施主、運営主体)または、事業主体から委託を受けた企業・団体(販売会社、代理店、運営会社、設計事務所、施工会社など)とします。ただし、委託を受けた企業・団体の場合は、事業主体の同意が必須ですのでご確認の上、ご応募ください。
関係先との連名の応募も可能です。

●企業だけではなく、団体、自治体、学校、幼稚園、保育園、医療機関、研究機関、個人などからの応募が可能です。

●事業や活動規模の大小は問いません。子ども目線・子ども基準に配慮されているかを審査します。

●応募作品の特許、商標、著作権などについては、事務局では関知いたしません。応募内容についてのみ審査を実施します。上記について何らかの問題が応募後に発生した場合でも、キッズデザイン協議会およびキッズデザイン賞事務局ではその責任を負いません。

●キッズデザイン賞の応募規定に違反した場合、受賞を取り消すことがあります。また、審査等でご協力いただけない場合は、応募を無効とします。

●上記に加え、キッズデザイン賞の応募者等について、下記のような事項が審査過程で判明した場合、主催者は、その応募を無効とすることができます。また、下記のような事項が受賞後に判明した場合、主催者は、その受賞を取り消すことができます。

(1)応募者の審査資料等に虚偽の記載が認められた場合
(2)応募対象について、他者の知的財産権を侵害していると認められた場合
(3)応募対象が、その機能的欠陥等から社会的な損害を与えると認められた場合
(4)応募者または応募対象に、暴力団等の反社会的勢力に関係する集団または個人の関与が認められた場合
(5)応募者に、法律違反または公序良俗違反が認められた場合
(6)応募者または応募対象に、社会通念上、表彰することがふさわしくないと判断される問題が認められた場合

●審査結果への不服申し立ては受け付けませんので、予めご了承ください。
●応募時にご登録いただく応募作品情報および提出物は日本語のみの受付となります。また、応募に関するお問い合わせは日本語のみでのご案内となります。

これまでに受賞した作品の再応募について

これまでにキッズデザイン賞を受賞した作品でも、新たな工夫や改良・改善が見られる場合は応募対象となります。受賞した作品から進化した部分に対して審査しますので、これまでの受賞内容に対して、新たに工夫した点、改良・改善した点、変更または追加した点を明確にしてご応募ください。特にコンテンツやプログラム等についてはこれまでの内容と変更・追加された内容の差を明確にしてください。
※審査の結果、届出いただいた変更内容がキッズデザイン賞の基準に照らして受賞時の内容と同等、または新規で評価する対象に該当しないと判断された場合、『キッズデザイン賞 受賞作品仕様変更届』(注1)をご案内する場合がございますので予めご了承ください。

(注1)『キッズデザイン賞 受賞作品仕様変更届』とは、これまでに受賞された作品に対してシリーズや色などの追加や変更が生じた際にご提出いただく書類です。仕様変更が承認された場合は受賞された年度のキッズデザインマークを継続してご使用いただくことが可能になります。
  詳しくは、キッズデザイン賞Webサイト (キッズデザインマーク・PRツール キッズデザインマーク)をご覧ください。
  https://kidsdesignaward.jp/kdmark/details.html