受賞後の反響・コメント

第13回 受賞者コメント

キッズデザイン協議会会長賞(奨励賞) 受賞

子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門

車の出し入れ まもるんスペース

この度は「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門」で奨励賞をいただき、ありがとうございます。新築分譲マンションを供給する立場として、パパもママも子どももみんな安全で安心して暮らせる住まいづくりを目指してきました。

『車の出し入れ まもるんスペース』は、マンションの計画では必要不可欠となる「機械式駐車場」での不具合に着目し、重大事故が起こっている背景も踏まえて、建築において何か策を講じられないかと考え、ウェイティングスペースをより安全な空間として構築する提案としました。

今まで注目されていなかった共用部に設置する機械式駐車場での取り組みをこのようにご評価いただき、大変うれしく思います。また、奨励賞という名誉ある賞をいただけた事は、今後の商品づくりへの大きな励みとなります。
これからも、子どもと、その家族を笑顔にできるような住まいを提供できるよう、真摯に取り組んで参ります。

ポラスグループ㈱中央住宅 マンションDV
西牟田奈津子

http://www.polus-lepiacourt.jp/

車の出し入れ まもるんスペース ポラスグループ㈱中央住宅 マンションDV

キッズデザイン賞 受賞

子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門

日進市での保育園外壁改修工事における園児参加事業の実践および分析

きっかけは、工事期間中の子どもたちの負担を少しでも減らし、改修工事を「迷惑行為」と捉えず「教材」として活用できないかと考えたことから始まりました。園児を対象としたユーザー参加事業は既往論文を調査しても見つからず、我が子たちから「ぬりえ」というアイデアをもらっての企画立ち上げでした。

「ぬりえ」意図をキーワード分析し外壁色に反映させる手法は、竣工後の保護者・保育士アンケートで評判がよく、以降の保育園改修工事では「ぬりえ」「とそうやさん体験」「おてがみごっこ」「こうじのひとに感謝をする会」と徐々に参加機会を増やしていきました。これらの成果を学術論文や市HPで公表していますが、少しでも多くの方に知ってもらい「教材として工事現場」を活用し、子どもたちの学びの機会が増えていく事を期待して応募しました。受賞後、新聞各社で報道していいただき、在園児や卒園児、保護者から保育士あてにお祝いの言葉をいただきました。
受賞後も引き続き、工事現場での園児参加事業を取り組んでおります。工事現場として保育園に行くたびに市職員にだけでなく設計監理者も施工者も「こうじのひと」の愛称で園児が手を振ってくれる関係が築けています。

日進市総務部財政課
課長補佐 桃原 勇二

参考: H30年度梅森保育園外壁改修工事

論文: 施設改修における園児を対象としたユーザー参加手法の有効性と課題

日進市での保育園外壁改修工事における園児参加事業の実践および分析 日進市総務部財政課

キッズデザイン賞 受賞

子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門

Hamic BEAR

この度は、キッズデザイン賞をいただきまして、ありがとうございます。
スマートフォンを使わずにメッセージが送れる機器やサービスはすでに存在しますが、子どもにとっては多機能ゆえの難しさがあります。

そんな中ではみっくベアは、実際の生活で子どもが使えるIoT製品を追求し開発しました。今回の受賞の際、子どもの使いやすさをしっかり評価いただけた事を大変嬉しく思っております。
近年は、固定電話を持たない家庭が増えておりますので、子どもが一人で使えるメッセージ機器であるはみっくベアを、たくさんのお子さまに使って、コミュニケーションを楽しんで頂きたいです。
今後も子どもたちの創造性を拡げることに貢献していけるよう、努めてまいります。
この度は、本当にありがとうございました。

Hamee株式会社
Hamicプロジェクト 高橋 雅史

https://hamic.ai/bear/

Hamic BEAR Hamee株式会社

キッズデザイン賞 受賞

子どもたちを産み育てやすいデザイン部門

みんなでつくる府中子育てマップ プロジェクト

この度はキッズデザイン賞を戴き、誠に有難うございます!プロジェクト企画時からこの賞を目標にしてきましたので大変嬉しいです。

子どもたちの居場所がないと言われて久しい昨今、地域の皆さんと一緒に子どもたちや子育てファミリーの居場所作りのお手伝いができないかとこのプロジェクトを立ち上げました。
スローガンに掲げた「お母さんをアクティブに、子育てしやすいやさしいまちに」は、とかく内向的になりがちな乳幼児育児や孤育て問題などから少し離れて息抜きできる居場所を可視化することで子育てファミリーのおでかけを楽しくしたいという思いで開発しました。このプロジェクトで私たちの団体を知っていただいた方、共感いただいた方が増え、団体メンバーも増えました。地域の活動センターにも「ママチャーリーズみたいな団体を作りたい」との相談も寄せられるなど、子育てママでも地域を元気に楽しく出来るということを皆さんにお知らせできたかと思っております。
キッズデザイン賞をいただけたことでさらに協力者が増え仲間がたくさん増えました。これからも受賞を励みに地域の子育てを元気に楽しくしていけるよう活動を続けていきたいと思っております。

府中市市民団体 ママチャーリーズ

http://www.tekutekufuchu.com/

みんなでつくる府中子育てマップ プロジェクト 府中市市民団体 ママチャーリーズ

キッズデザイン賞 受賞

子どもたちを産み育てやすいデザイン部門

【夫婦会議ツール】夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」

この度は、キッズデザイン賞に選出頂きありがとうございます。
「わが子により良い家庭環境を創り出していける夫婦で溢れる社会」に向け、自治体・産婦人科・企業などの関係先様と連携の上「夫婦会議」を推進している取組を総合的に評価頂き、光栄に思っております。

【夫婦会議ツール】夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」は、何かとすれ違いがちな妊娠〜産後・育児期のご夫婦が働き方や暮らし方について話し合い、パートナーシップを構築するためのノートブックとして誕生しました。

夫婦で共同代表を務める私たち自身、家庭と仕事の両立を巡る問題や、産後うつ・産後クライシス・離婚などの危機に直面。「同様に葛藤するご夫婦の力になり、子どもたちにより良い家庭環境を届けたい」と思い、1,000人以上のママ・パパのお声を元に試行錯誤を重ねて開発して参りました。世帯経営ノートは、私たちだけでなく数多くの子育てご夫婦の願いが結集した製品だと思っています。

子どもは家庭の中だけで育つわけではありませんが、親が思う以上に夫婦関係を見ています。家庭は社会の最小単位であり、子どもたちが最初に触れる社会そのもの。今後も、子どもたちの記憶に「対話を通じて信頼・協力し合う両親の姿」を残していけるよう「夫婦会議」を届けていきます。

Logista株式会社
共同代表(妻)長廣 百合子  共同代表(夫)長廣 遥

https://www.logista.jp/fufukaigi/setaikeieinote/

【夫婦会議ツール】夫婦で産後をデザインする「世帯経営ノート」 Logista株式会社