コープデリ商品検査センターと地域で進める食の安全と学び
受賞番号 200066

作品の概要
コープデリ商品検査センターでは、年間約3万件の検査を通してコープがお届けする食品の安全を確かめています。この科学的知見を基に食育プログラムを実施。検査室の見学や身近な食材の分析などの実験を通じて、楽しく「食」を学べます。さらに各地域でも食育教室・出前講座を行い、子どもたちの健全な心と体をはぐくむお手伝いをしています。
審査委員コメント
科学的知見を活かして、食×科学の切り口で取り組む独自性あるプログラムである。多様な体験プログラムによって、食の安全がどう守られるのかを多面的に学べる構成が秀逸だ。グループのネットワークを活かし、各地域で出前授業や講座を展開している点も評価できる。
受賞理由
食材の安全を確かめる商品検査センターを拠点に、科学的側面から食育プログラムを実践するという、これまでにないアプローチを高く評価した。感染予防につながるブラックライトによる手洗いチェック、食材の成り立ちや食の安全性の確保の仕方など、科学的根拠を交えながら楽しく学べる。食育教室・出前講座は2019年実績で179か所、6,230人と規模も大きい。生産者から消費者までをつなぐ組織の強みを活かして各地域で食の学びの機会を提供しており、消費者育成の視点を大切にしている点が、本賞にふさわしい。
入手・利用方法/所在地/問い合わせ先等
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